最近、やらなきゃいけないことが山積みなのに、どうもやる気が出ない…
これって自分が怠けているだけなのかな?
と「怠けている」と感じたことが何度もあります。やるべきことを先延ばしにし、自分のことを責めて、「もっと頑張らないといけない」と焦る。だけど、ある日その気持ちを見直す機会があり、自分が本当に「怠惰」なのか疑問を持ちました。そこで、深く考え、自分の行動できない理由に向き合った結果、気づいたことがあります。それは、「怠惰」なんて存在しないということ。この記事では、私自身の経験を通して、なぜ行動できなかったのか、その裏にある本当の理由をお伝えしたいと思います。
怠惰とは単なるサイン
① 「怠惰」というレッテルを外したら、初めて見えたこと
私自身、仕事や家事、ブログ執筆など、やるべきことが山積しているにもかかわらず、行動に移せず、ただただ無駄な時間を過ごしているように感じることがありました。そんなとき、自分に対して「怠けている」と強く思い込んでしまっていました。しかし、ある日、「怠けている」と考えるのをやめてみようと思ったのです。
まず、思い浮かべたのは、なぜ行動に移せないのか、根本的な理由を探ることでした。例えば、ブログを書こうとしても、筆が進まない日が続いたことがあります。そのとき、自分を責める代わりに、「なぜ書けないのか」を振り返りました。実際には、疲れが溜まっていたり、何を書けばいいかが曖昧だったりと、具体的な原因がありました。これはただの怠惰ではなく、行動できない根拠のある理由が存在していたのです。
「怠惰」というレッテルを外し、自分の状態や状況を正確に把握することが大事だと感じました。それ以来、自己否定をやめ、冷静に問題に向き合うようになったことで、少しずつ行動できるようになりました。
② 恐れが行動を止めていた
次に気づいたのは、「恐れ」が行動の大きな妨げになっていたことです。ある日、学会の発表に取り組む際、なかなか手をつけられなかったことがありました。当時、何が私を止めていたのか理解できず、自分を「怠けている」と感じました。しかし、よく考えてみると、それは単純に「失敗への恐れ」だったのです。
私自身、失敗を避けたいという気持ちが強く、完璧主義に陥ることがあります。このため、新しいことに挑戦する前に、「もしうまくいかなかったらどうしよう」という不安が先に立ち、その結果、行動に移せない状態になっていました。
この恐れを理解し、受け入れることが鍵でした。私は、その恐れと向き合うために、小さなステップから始めることにしました。例えば、ブログを書く際には、完璧な文章を求めるのではなく、まずは思いついたアイデアをざっくりと書き出すことを心がけました。このように、恐れを少しずつ乗り越えることで、行動が徐々に楽になりました。
③ 疲労とエネルギー不足が原因だった
また、疲れが行動に大きく影響していることにも気づきました。毎日忙しい生活を送りながら、疲労が溜まっているのにもかかわらず、自分に対して「もっと頑張らないといけない」というプレッシャーをかけていました。その結果、エネルギーが尽きてしまい、行動に移せないことが増えてしまったのです。
特に、家族との生活や仕事、そして自分の投資活動やブログの執筆と、常に頭の中が忙しく、身体的にも精神的にも限界が近いことに気づかないまま過ごしていました。そんなときに、やるべきことを前にして何もできない自分を「怠惰」と感じてしまうことがありましたが、実際にはエネルギー不足が原因だったのです。
そこで、まずは自分自身のケアを大切にすることにしました。十分な睡眠を取ることや、適度にリフレッシュする時間を確保することが、パフォーマンス向上に繋がると感じました。エネルギーが回復すると、自然とやる気が湧き、行動に移すことができるようになりました。
④ 真の動機を見つけることが行動の鍵
また、私は自分がやりたくないことに対しては、どうしても行動に移すことが難しいことに気づきました。ブログを書くにしても、最初は「役立つ情報を発信したい」という動機があったものの、時折「他人にどう思われるだろうか」といった外的な要因が頭をもたげ、行動が鈍ることがありました。
しかし、改めて自分に問いかけたとき、本当に大切なのは「何のためにこれをやっているのか」を明確にすることだと気づきました。私は、家族との時間や、自分の経験を通して学んだことを他の人に共有したいという強い動機があったはずなのに、それが曖昧になると、行動に移せなくなっていたのです。
そのため、何かをやる際には、まずその行動に対する「意味」を見つけるようにしています。例えば、ブログを書こうとするとき、ただ情報を発信するのではなく、「この文章が誰かの役に立つかもしれない」と考えることで、自然と行動に移すことができました。これによって、行動がより楽しく、意義深いものになっていると感じます。
まとめ
こうして自分の経験を振り返ってみると、「怠惰」とは実際には存在せず、それはただのサインであることに気づきました。心理的な恐れ、エネルギー不足、または動機の欠如など、行動できない背景には必ず理由があり、それを無視して「怠けている」と自分や他人を責めることは、問題を解決するどころか、むしろ悪化させる原因になりかねません。
次に行動に移せないと感じたとき、ぜひその理由を深く考えてみてください。「怠惰」というラベルを貼る前に、自分の内面や環境を見つめ直すことで、次の一歩を踏み出すためのヒントが見つかるかもしれません。私自身、このプロセスを通じて、自分に優しくなり、行動する力を取り戻すことができました。
おまけトーク
今日の気づき✍️
「怠惰なんて存在しない」と聞くと驚くかもしれませんが、今回のブログを書いてみて、本当にそうだと実感しました。
やる気が出ないときや、手をつけられないタスクがあるとき、それは単に意志が弱いからではなく、明確な理由があるのです。
問題を理解して解決策を取り入れることで、自然と行動が促されるのはとても心強いですよね。
怠けている自分を責めるのではなく、まずは小さな一歩を踏み出すことが大切だと感じました。
んじゃ、またねー!
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