自宅でできる自重トレーニングは、時間も場所も選ばずに手軽にできるのが魅力です。忙しい日々でも、ちょっとした時間で気軽に取り組めるため、「これなら続けられるだろう」と意気込んでスタートしました。しかし、最初はすぐにサボる癖が出てしまい、思った以上に習慣化が難しかったです。「2週間続ければ習慣化できる」という話をよく聞きますが、実際にはその2週間を乗り越えることが難しいものです。今回は、私が自宅トレーニングを続けるために試行錯誤した方法や、子どもと一緒に楽しむことで習慣化に成功した経験についてご紹介します。
なぜ自宅トレーニングは続かなかったのか?
自宅トレーニングは思い立ったらすぐに始められる手軽さが魅力です。しかし、手軽だからこそ「今日はやらなくてもいいか」と気が緩んでしまいがち。これが大きな落とし穴でした。私も最初は「毎日少しずつ運動して、健康的な生活を送りたい!」と意気込んでいたのですが、思った以上に続けられませんでした。
サボる言い訳は無限に出てくる
運動を始めて2、3日は気合を入れて取り組めるのですが、その後は言い訳が次から次へと出てきます。「今日は仕事が忙しくて疲れたから」「明日早起きしなきゃいけないから今は無理」「ちょっと体調が悪いし、無理するのはよくない」など、毎日さまざまな理由を見つけてはサボる天才のようになってしまいました。
特に「2週間続ければ習慣化される」と聞いていたので、まずはこの2週間をなんとか乗り越えようと思っていたのですが、サボる理由の多さに負けてしまいました。こうしてトレーニングの間隔が空くと、次に再開するハードルもどんどん高くなり、結局運動しない日々が続いてしまいました。
自分だけではなく、「続けられる環境」が必要
このように、簡単にサボる理由を見つけてしまう自分に嫌気がさして、どうしたら運動を習慣化できるか改めて考えることにしました。そこで気づいたのは、「続けられる環境」が大事だということ。私一人でやろうとするのではなく、誰かの協力を得たり、運動をしやすい環境を整えたりすることが必要だと感じました。自分だけではどうしても甘えが出てしまうため、子どもを巻き込むことにしたのです。
子どもを「おもり」にした自重トレーニングのアイデア
続けられる環境を作るために思いついたのが、子どもをトレーニングに巻き込むことでした。私の子どもはまだ小さいですが、ある程度の体重があるので「おもり」としてぴったりです。さらに、子どもと一緒なら楽しみながら運動ができるので、習慣化しやすいかもしれないと考えました。
背中に子どもを乗せて「腕立て伏せ」
まず試したのが、腕立て伏せです。通常の腕立て伏せは自重だけで行うので、それほど負荷がかからないのですが、子どもを背中に乗せることで一気に難易度が上がります。最初は子どもも「楽しい!」と喜んでくれ、背中に乗ってくれるのですが、重さも結構あるため、かなりの筋力が鍛えられます。
また、子どもが背中に乗るとバランスも取りにくくなるので、集中力も必要です。意外な効果として、子どもと触れ合いながらトレーニングできるので、親子のスキンシップにもなって一石二鳥でした。
おんぶして「スクワット」
次に挑戦したのが、子どもをおんぶしながらのスクワットです。スクワットはもともと下半身を鍛えるのに最適な運動ですが、子どもの体重を背負うことで負荷が増し、かなりの運動になります。子どもをおんぶすると前傾姿勢になりがちなので、背筋を意識しながらスクワットを行うことで、より効果的に下半身や体幹も鍛えられるように感じました。
子どもも背中におんぶされるのが楽しいようで、「もっとやって!」とリクエストしてくれるようになり、私もその言葉に励まされながら続けられました。こうして「今日はやりたくないな…」という気持ちになる日でも、子どもからの「運動しようよ!」という言葉でやる気が出るようになり、サボる口実を考える暇もなくなりました。
「親子遊び」感覚で楽しむ
こうして子どもと一緒にトレーニングをするうちに、ただの筋トレというよりも親子の楽しい「遊び時間」のように感じるようになりました。私一人で行うとどうしても単調になり飽きがちですが、子どもが一緒にいると笑いながら楽しく続けられます。
また、トレーニング後には子どもも満足そうな顔をしていて、私も「やってよかったな」と感じられる瞬間が増えました。こうした親子の時間を通じて、ただの筋トレが生活の一部に自然と溶け込むようになったのです。
まとめ:続けるには楽しむ工夫と環境が大事
自宅でのトレーニングは、確かに手軽で便利ですが、サボりやすいという難点もあります。今回、子どもを巻き込むことで、トレーニングがただの「筋トレ」ではなく、親子で楽しむ時間に変わり、継続しやすくなりました。結果として、日々の生活に無理なく運動を取り入れることができたのです。
トレーニングを続けるには、やはり「楽しい」と感じられる工夫や、「続けやすい環境づくり」が大切です。私のように一人でやるのが苦手な人は、周りの人や家族を巻き込むことで意外と続けやすくなるかもしれません。子どもと一緒に運動することで、トレーニングの負荷も適度に増え、親子の楽しい時間も増え、一石二鳥です。今後もこの習慣を続けながら、子どもとの時間も大切にしていきたいと思います。
おまけトーク
実は最初、子どもを「おもり」にして筋トレしたら、数回やっただけでヘトヘトに…。
それなのに、子どもから「もう終わりなの?」って不満そうに言われちゃって(笑)。
こっちは全力なのに、子どもには物足りないみたいで、なんだか悔しいやら笑えるやら。
今では少しずつ回数も増えてきて、成長を一緒に感じられるのが嬉しいです!
んじゃ、またねー!