S&P500 vs 全世界株式:どっちを選ぶべきか?

実践
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資産運用を始めるにあたり、私はS&P500か全世界株式か、どちらに投資すべきかでとても悩みました。どちらもインデックス投資の代表格であり、長期的に資産を育てていきたいと考える私にとっては非常に魅力的な選択肢でした。このブログでは、私が悩んだ過程と最終的に選んだ理由についてお話しします。

アメリカの成長に賭ける:S&P500

S&P500は、アメリカの株式市場に上場している主要な500社で構成される指数です。AppleやMicrosoft、Amazonといった名だたる企業が含まれており、アメリカ経済の成長を象徴しています。この指数は、アメリカの大企業のパフォーマンスを代表しており、米国株式市場全体の約80%の価値を占めています。

S&P500に投資することの魅力は、アメリカ経済の強さに直接賭けることができる点にあります。歴史的にも、アメリカ経済は成長を続けており、S&P500指数も長期的に右肩上がりの傾向を示してきました。この安定した成長性を享受できることは非常に魅力的に感じました。

しかし、一方で気になったのは、地域リスクです。アメリカ経済に依存するということは、アメリカが不調に陥った場合、その影響を大きく受けてしまう可能性があるということです。投資は長期で見れば成長するものだと思いつつも、「本当にこの先30年もアメリカが世界のトップであり続けるのか?」という疑問が頭をよぎりました。

世界全体に分散する:全世界株式

そこで候補に挙がったのが、全世界株式です。全世界株式は、その名の通り、世界中の株式市場に分散投資することを目的としています。日本、アメリカ、ヨーロッパ、新興国と、さまざまな国や地域の株式を一度に持つことができ、世界経済全体の成長に対して投資を行うことが可能です。

全世界株式の最大のメリットは、リスクの分散にあります。特定の国だけに依存せず、どの地域が成長してもその恩恵を受けることができるという安心感がありました。私がアメリカ経済の将来に不安を感じたとき、全世界に分散投資することでその不安を和らげることができました。

ただし、全世界株式には成長性がやや低いというデメリットがあります。S&P500と比較すると、成長の遅い地域や停滞している国々が含まれるため、リターンはやや控えめになる可能性があります。しかし、安定性を重視する私にとっては、この分散による安心感はとても大きなものでした。

私の選択とその理由

投資1年目は、全世界株式とS&P500の両方に50%ずつ投資をしていました。私は、S&P500と全世界株式のどっちを買うかで悩んで投資を先延ばしにするよりも、とりあえず少額で両方とも買ってしまったほうがいいと思います。お金を使ったら勉強しますし、いくら悩んでも答えがないから無駄ですよね。しかし、最終的に私は全世界株式を選択することにしました。2年目からは積立投資を全世界株式に一本化しましたが、1年目に購入したS&P500は売却せずそのまま保有しています。

S&P500の成長性も非常に魅力的でしたが、自分の頭で考えても30〜40年後にアメリカが依然として世界経済のトップであるかは分かりませんでした。そのため、世界全体に分散投資することでリスクを抑えつつ、安定した資産形成を目指すことにしたのです。

とはいえ、S&P500にも興味がありましたし、学びたいという気持ちもありました。そこで最初の1年間は両方に投資して、実際にどちらが自分に合っているかを見極めることにしました。人によっては「同じようなものを買っていて意味がない」と言うかもしれませんが、実際に両方を購入することで、それぞれの値動きの違いを比較し、学びを深めることができました。そして、2年目以降は全世界株式に一本化しましたが、この経験はとても有意義だったと思っています。投資を通じて自分自身が成長するためにも、この選択は悪くないと感じています。

まとめ

S&P500と全世界株式のどちらに投資するべきかは、あなた自身のリスク許容度や投資スタイルによって異なります。高い成長性を期待して積極的にリターンを狙うならS&P500、安定的な資産形成を重視するなら全世界株式が良い選択です。

どちらを選ぶにしても、重要なのは長期的な視点で投資を続けることです。投資は一時的な利益を追い求めるものではなく、将来の安心のための手段です。ぜひ、自分に合った投資方法を見つけて、未来の自分のために一歩を踏み出してみてください。私もまだ学びの途中ですが、一緒に少しずつ成長していきましょう。

  1. S&P500: 高成長が期待できるが、アメリカ依存のリスクあり。
  2. 全世界株式: リスク分散が高いが、リターンは控えめ。
  3. 初心者実践: 両方を少額で試し、経験から学ぶ。
  4. 選択基準: 成長重視ならS&P500、安定重視なら全世界株式。
  5. アドバイス: 悩むより少額投資を始め、長期視点を持つ。

おまけトーク

ゆーせい
ゆーせい

投資を始めた頃の最初の悩みって「どっちを選ぶ?」ですよね🤔💭
このテーマ、永遠の議題と言われてそう📈🌍✨
アメリカの成長に賭ける🇺🇸?
それとも全世界で安心分散する🌎?
どっちも魅力的で迷いますよね🤯💡
私は実際に試してみて決めましたが、みなさんはどっち派ですか?🙋‍♂️🙋‍♀️💬

んじゃ、またねー!

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