「お金の大学」を読んで、保険について深く考え直すきっかけを得ました。それまで私たちは老後資金や子どもの教育資金を、貯蓄型保険の変動保険を使って貯めていました。しかし、学んだのは「投資と保険は混ぜるな危険」という教訓でした。
投資と保険を混ぜるな危険!
貯蓄型保険の問題点と夫婦間の意見の違い
当時、貯蓄型保険に加入してからまだ1〜2年しか経っておらず、解約すると返戻金はマイナスになる状況でした。つまり、解約すれば損失が確定する「損切り」をしなければならないということです。ここで夫婦間の意見が分かれました。妻は「損切りまでして解約する必要はないのではないか」と考えていたのです。
私自身も悩みました。損切りまでして解約する価値が本当にあるのか、今までの努力が無駄になるように感じるのは当然です。しかし、冷静に考えてみると、貯蓄型保険は投資としてのリターンもあまり良くなく、保険としての目的も半端であることが明確でした。
解約の決断と代替手段の選択
最後には夫婦で何度も話し合い、納得のいく結論に至りました。貯蓄型保険を解約し、老後資金はiDeCoとNISAで貯めていくことにしました。また、教育資金についてはNISAと子ども名義の普通預金に貯めることにしました。これで投資と保険をしっかりと分け、各目的に応じた最適な方法で貯蓄を進めていくことができます。
iDeCoは老後資金のための税制優遇があり、長期的に運用することで資産形成に向いています。一方、NISAは非課税での運用が可能で、子どもの教育資金にも活用できます。このように、それぞれの目的に合わせた選択肢を検討することで、効果的に資産を増やすことができると考えました。また、教育資金については子ども名義の普通預金を使うことで、流動性を確保し、いざというときにすぐに使える状態にしています。
保険と投資を分けることの重要性
この経験を通じて、保険と投資を混同せず、それぞれの目的に合った選択をすることの大切さを改めて実感しました。貯蓄型保険は「保険」と「投資」の両方を一つで賄おうとするものですが、どちらの目的にも十分に対応できないことが多いと感じました。保険はあくまでもリスクに備えるためのものであり、投資は将来の資産形成のためのものです。これをしっかりと理解することで、より効果的な資産運用が可能になります。
特に、老後資金や教育資金といった長期的な目標に対しては、適切な投資手段を選ぶことが重要です。iDeCoやNISAを活用することで、長期的な運用益を享受しつつ、税制のメリットも得ることができます。このように、目的に応じた最適な手段を使うことで、家族の将来に向けた安心感を得ることができると実感しました。
まとめ
今回の見直しを通じて、保険と投資はそれぞれ明確に目的を分けて考えることの大切さを学びました。貯蓄型保険を解約することは一時的な損失を伴いましたが、将来的な資産形成やリスク管理を考えると正しい選択だったと思います。老後資金はiDeCoとNISAで、教育資金はNISAと普通預金で貯めるという方針に転換することで、より柔軟かつ効果的に資産を運用することができます。
家族の将来を守るために、これからも柔軟に考え続け、目的に応じた最適な選択をしていきたいと思います。保険と投資をしっかりと分け、それぞれの役割を理解することで、私たちの生活はより安心で充実したものになっていくと信じています。
- 貯蓄型保険を解約し損切りを決断:保険と投資の役割を明確に分けるため。
- 老後資金はiDeCoとNISAを活用:税制優遇を活かし、長期的な資産形成を目指す。
- 教育資金はNISAと普通預金で管理:非課税の運用と流動性を確保。
- 保険はリスク対応、投資は資産形成に特化:それぞれの目的を最適化。
- 家族の将来に安心感:柔軟な資産運用で、より充実した生活を実現。
おまけトーク📢
「妻に納得してほしいなら…行動で示すしかない!」って思ったんです。
お金の勉強をして、FP3級まで取った私が「これは解約したほうがいい」と伝えると、最終的に妻も「そこまで言うなら信じるよ」と納得してくれました。
行動って大事ですね✨
んじゃ、またねー!