保険と聞くと、なんだか安心感を得る一方で、何が必要で何が不要なのか判断に迷うことが多いですよね。
私も以前は保険に対して無防備な姿勢で、いろいろな保険に入っていました。しかし、実際に自分に必要なものを見極めることで、大幅な固定費削減ができました。
「いらない保険」というテーマは、特に家庭を持つ私にとって、慎重に考えるべき重要な課題でした。私たち夫婦はまず、「本当に必要な保険は何か?」という問いから始めました。そして、以下の結論に至ったのです。
本当に必要な保険は何か?
生命保険:積み立て型は本当に必要?
まず、生命保険について考えました。家族がいると、万が一のときに備えて生命保険が必要と考えるのは当然です。ただし、その中でも積み立て型や貯蓄型の保険は、本当に必要なのか疑問が残ります。
なぜなら、保険はあくまでも「リスクに備えるもの」であり、「貯蓄」や「投資」は別の形で考えるべきだと思うからです。貯蓄型保険は高額な保険料を払い続けることで将来の受取金を得ることができますが、そのお金をもっと柔軟に投資に回せる方が、ライフプランに合わせて柔軟に対応できると考えました。
また、積み立て型保険は解約すると元本割れするリスクがあり、その点でも不安が残ります。私たちはリスクに備えるためには掛け捨て型のシンプルな生命保険を選び、残りのお金は自由度の高い形で投資することを選びました。
車両保険:本当にコストに見合っている?
次に、車両保険です。私たちも以前は車両保険に入っていましたが、家族が中古車に乗り換えることを決めたとき、この保険を見直しました。
新車の時は安心感がありましたが、中古車に対して高額な保険料を払い続けることは、コストパフォーマンスが悪いと感じました。中古車は新車に比べて価値が下がりやすく、そのため修理費が高額になる可能性も低いと判断したのです。
そのため、万が一事故に遭った場合でも、自費での修理や買い替えが可能な範囲であれば、車両保険を外すという選択をしました。結果的に、車両保険を解約したことで毎月の固定費が大幅に減り、その分を家族旅行や教育費に充てることができました。
医療保険:公的医療制度を活用する
最後に医療保険についてです。健康に不安を感じると、医療保険に入るのは心の支えになります。しかし、日本には優れた公的医療制度があるため、全ての医療保険が必要というわけではありません。
私たちは掛け捨て型の医療保険に限り加入し、高額医療費制度も考慮に入れることで、必要以上の出費を抑えることができました。高額医療費制度のおかげで、一定以上の医療費は自己負担が抑えられるため、医療保険の保障を過度に増やす必要がないと感じたのです。
また、定期的な健康診断や生活習慣の改善に力を入れることで、病気のリスク自体を減らすことも重要です。私たちは保険で安心感を得るだけでなく、日々の健康管理を通じて、より安心な生活を送ることを目指しています。
いらない保険を見極めるポイント
「いらない保険」を見極めるには、まず現在のライフステージや家庭の状況をしっかり把握することが重要です。保険は「安心を買う」ためのものですが、その安心が本当に必要なのかを冷静に見極めることが求められます。
私たちは以下のポイントを基準に保険を見直しました。
- リスクと費用のバランス:リスクに備える必要性と保険料のバランスを考えること。例えば、全く使う可能性の低い保険に高額な保険料を支払うことは避けるべきです。
- 掛け捨て型を選ぶ:積み立て型や貯蓄型保険よりも、リスクに対してシンプルに備えられる掛け捨て型を選ぶことで、コストを抑えつつ必要なリスクに備えることができます。
- 公的制度の活用:日本の公的な医療や福祉制度を活用することで、民間保険への依存を減らし、保険料を削減することが可能です。
- ライフステージに応じた見直し:家族構成や生活環境が変わった際には、定期的に保険内容を見直すことで、無駄な保険にお金を使わないようにすることが大切です。
まとめ:家族に合った保険を選ぼう
このように、保険は「安心を買う」ことを目的にするあまり、不必要に費用がかさむ場合が多いです。一度、家庭のニーズに照らし合わせて「いらない保険」を見直すことで、驚くほど固定費を削減し、将来のために貯蓄を増やすことが可能になります。
保険に入ること自体が悪いのではなく、自分のライフステージや家庭の状況に合った保険を選ぶことが大切です。家族全員でどのリスクに備えるべきか話し合いながら、今一度保険の見直しをしてみてはいかがでしょうか。きっと、安心感とともに新たな気づきが得られるはずです。
固定費を削減したことで得られた余剰資金は、家族の楽しみや将来への投資に使うことができ、私たちの生活はより豊かになりました。保険の見直しをきっかけに、家計全体を見直し、無駄な支出を減らしていくことが、真の安心と豊かな未来につながると感じています。
- 生命保険の見直し:貯蓄型をやめ掛け捨て型に切り替え、リスクにだけ備えるシンプルな選択を採用。
- 車両保険の削減:中古車に対して高額な保険料をやめ、自費での修理や買い替えを選択。
- 医療保険の最適化:公的医療制度や高額医療費制度を活用し、保障を最低限に抑えた掛け捨て型を活用。
- いらない保険を見極める基準:リスクと費用のバランス、公的制度の活用、ライフステージの変化に応じた見直し。
- 固定費削減の成果:保険料削減で家族旅行や教育費に余剰資金を回し、生活の満足度を向上。
おまけトーク
保険の営業さんって、ほんとにうまいですよね~😂
不安を煽られて『これもつけたほうが安心ですよ✨』なんて言われると、ついつい特約をモリモリ追加しちゃって…
でも、後から見返してみると、『これ何の保険だっけ?🤔』ってなって、内容ほとんど覚えてないんですよね(笑)
必要なものだけに絞る大切さ、身に染みてます😅👍
んじゃ、またねー!